今回は、西に隣接する東大和市稲門会会員4名のご参加を頂き、
「東大和市北東部の文化財」を徒歩で巡りました。
2月27日午前9時、武蔵大和駅に集合、始めに當間会長から同会員4名と
ガイドをお引受け頂いた、同市立郷土博物館の後藤祥夫館長の紹介が
ありました。本日の為に特別に編集されたと思われる、23ページに及ぶ
「解説資料」が館長から全員に配られ、「武蔵大和駅は東大和市ではなく
東村山市廻田町三丁目に立地する」との説明にビックリする中、総勢16名で
好天の下、スタートしました。 

最初に訪れた「清水観音堂」です。寺の管理下にはなく、地域住民により守り
伝えられてきた珍しい観音堂とのこと。

    

次に訪れた(仮称)東大和郷土美術園の貴重な長屋門です。革新的な
日本画家:吉岡堅二画伯が亡くなる平成2年までの
46年間、ここで
過ごされました。5月/11月下旬には800坪の
園内を開放し作品が展示
され、茶会も催されるとのことです。
            

この「笠森稲荷」は、江戸時代、「瘡守」に通ずることから、民間に盛んに
信仰されたそうです。

真言宗智山派の寺院、「円乗院」前で、ガイドの後藤館長(右端)のご説明を
熱心に聞く会員。

狭山三十三観音霊場第17番札所の「霊性庵」。墓地が併設され、円乗院が
管理しているとの説明が有りました。


コース終盤、村山貯水池を見学、第一取水塔をバックに記念撮影。
通りすがりの方に撮影をお願いし、全員が写真に納まりました。
前列左3名と中列左(中腰)の4名が、東大和稲門会会員の皆様です。
前列右から3人目が後藤館長、中央が當間会長です。

*予定したコースを巡り終え、無事に武蔵大和駅に戻った一同は、
次回再会を期して正午過ぎに解散しました。同好会の活性化に
情熱を傾ける高橋世話人発案の、「東大和稲門会との合同開催」実現に
ご尽力頂いた同会中西幹事長と當間会長に感謝いたします。また、
後藤館長には、全行程の御同行と素晴らしいガイドを賜り、厚く御礼
申し上げます。各所巡りの道すがら、両稲門会会員の会話が弾み、
相互の親睦を深めることができ、大変有意義な合同イベントとなりました。

                                            (文:吉田劭文、写真:山本岩男)