112回市民雑学講座の報告

日時 : 618日(土)14時~16時          ヒガシー       雑学講座                                         

会場 : サンパルネ・コンベンションホール    

講師 : 松谷いづみ 東村山市副市長          

演題 : 『これからの東村山のまちづくり
~東村山市第5次総合計画・令和4年度主要施策~』

講師略歴 : 千葉県千葉市出身、平成7年早稲田大学法学部卒、平成9年東京都に入都、
東京都監査事務局総務課長、東京都総務局総合防災部事業調整担当課長、
東京都墨東病院事務局医事課長などを歴任、
令和2年4月東村山市副市長に就任。(東村山稲門会会員)

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、リバウンド警戒期間も終了したことから、会員のほか、過去に受講した市民の方を対象に3年ぶりに対面での開催となった。

当日は54名(会員家族31名、市民23名)が来場され、講師が用意した資料(パワーポイントなんと84枚分)を基に、1.これまでのまちづくりの成果、2.市の現状と課題、3.第5次総合計画、4.令和4年度主要施策、5.新型コロナウイルスへの対応、6.SDGsの取組みの順で説明があった。私自身、市役所に勤務して20数年が経つが、市政全般について改めて再確認する良い機会となった。紙面の都合もあり、新型コロナウイルスへの対応を中心に記載させていただく。

はじめに、副市長に就任した経緯について説明(当市が副市長2名体制へ移行するにあたり、市長が東京都に女性の幹部職員の招聘を要請)があった。令和2年4月1日に副市長(総務部、市民部、健康福祉部、子ども家庭部などを担当)に就任するも、同月7日に東京都に緊急事態宣言が発出されるなど、この2年余りコロナ対策に明け暮れた。新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、自ら本部長としてワクチン接種事業本部の陣頭指揮を執り、医師会などと連携して取り組んできた。市役所には集団接種のノウハウが絶えていたため、医師会とゼロベースから調整して構築した。その結果、大きな混乱もなく、他市と比べても接種率が高く(2回目接種率65歳以上93.4%、3回目88.1%)、接種を希望される市民が円滑かつ安全にワクチン接種を受けられていると振り返った。

また、令和3年度から10年間の基本構想である第5次総合計画では、初めてサブタイトル(わたしたちのSDGs)をつけ、「まちの価値向上」、「ひとの活力の向上」、「くらしの質の向上」に積極的に取り組んでいることから、ぜひ当会もSDGs達成に向け、市のパートナー認定制度にエントリーしてはどうかとの提案があった。

テンポ良いメリハリのある説明で圧巻の2時間であった。会員からはいずれ東京都に帰任されてからの活躍(ポスト小池百合子など)を期待する声も多数あった。

会員および家族:31名、市民:23名、合計:54名

青山、阿部(茂)、大内、岡田、小田、小野(浩)、風間、上町、加藤、黒田、小森、崎山、佐々木、
髙橋(正)、高柳、滝川、滝来(京)、田島、田代、當間夫妻、戸田、富澤、野村、平井、藤井、町田(光)、
松谷、三宅、山本(岩)、吉田勝

(高柳 剛 記、大内 一男 写真)