演題:認知症の時代を生きる
講師:高橋龍太郎氏・多摩平の森の病院 院長

東京都健康長寿医療センター 前副所長
日時:6月9日(土曜日)15:30-17:30 (開場15:00)
会場:東村山駅西口ワンズタワー2階 サンパルネ・コンベンションホール

「2025年には高齢者の5人に1人が認知症」、そんな統計が示す今日的課題です。高橋先生は東北、都内等の医療・介護支援機関との連携を通じ高齢者及び介護従事者に寄り添うケアの現場経験者です。2013年9月開催の東京都主催「認知症シンポジウム」で「認知症の予防」と題し基調講演をされました。2017年2月NHKテレビ番組「視点・論点」で入浴死及び老年病専門医として出演されました。高橋先生は老人性認知症療養病棟も備える病院の院長です。
日本を含む各国での「家庭における高齢者の役割」の比較調査の結果、日本の高齢者の傾向をご紹介頂きます。認知症の予防には、加齢、性差等、どうにもできない介入困難な事があることを認識する必要はあるが、一方で食事、運動、脳を使う事等の介入可能な事で認知症の予防は可能であると言うのが高橋先生の持論です。さてどんな対策があるのか 高橋先生には熱く語って頂きます。

髙橋先生

(高橋講師の主な略歴)
1951年 宮城県仙台市生まれ
1976年 京都大学医学部医学科卒業
東京都老人医療センター(現東京都健康長寿医療センター)内科,
カナダEfamol(必須脂肪酸)研究所流動研究員,
岩手県沢内村村立病院内科医長、宮城県鶯沢町町立医院院長、
東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター)
看護学研究室長、研究部長、副所長などを歴任。

主な著書 高齢者医療とケア.『ケアの社会倫理学』, 有斐閣,2005
地域在住要介護高齢者の低栄養リスクに関連する要因について,
日本老年医学誌,2006
老いと上手につきあう.『家庭の医学 第六版』,保健同人社,2008
老人医療と福祉.『考える福祉(酒井潔, 岡野浩編)』, 東洋館出版社,2010

入場無料 お問い合わせ:080-9567-6994 (黒田祐司)