講談 「介護に学ぶピンコロリで逝く」
講師:田辺鶴(かく)瑛(えい)師匠, 女流講談師 真打
日時:6月8日(土曜日)15:30-17:30 (開場15:00)
会場:サンパルネ・コンベンションホール 東村山駅西口ワンズタワー2階
入場無料
女流講談師 真打 鶴瑛師匠は実母、夫の両親と三回の介護を経験されています。
最初の介護は高校卒業したての18歳から始まりました。実母を看取った後に26歳で結婚、子育てをしながら夫の母親の介護を経験。
その母を見送った後、義父の介護が始まり、平成23年に看取りました。
認知症の義父の在宅介護、在宅看取りの実体験をもとに「介護講談」という独自の世界を確立しました。人知れず味わった苦しみ、ケアの奥深さ、そんな経験から生まれた介護の講談です。
介護講談自主上映映画「田辺鶴瑛の『介護講談』」は爆笑と感動の涙あふれる大好評の作品です。 平成29年ロスアンゼルスで開催された国際映画祭ジャパンフィルム・フェスティバルでベスト・ドキュメンタリー賞を受賞しました。
古典講談も得意で「本能寺」、「三方原軍記」、「姉川軍記」等があります。
5月には国立演芸場でのオリンピックの時代講談祭りで「高橋尚子物語」、浅草木馬亭での「野球大統領」の講談を行ないました。
夢は日本全国あちらこちらで、地域寄席・自宅寄席で古典講談の良さを広める事という鶴瑛師匠には介護講談を熱く語って頂きます。
(鶴瑛師匠の略歴)
昭和30年:北海道函館市生まれ。
平成02年:講談師田辺一鶴に入門 「あか美」
平成15年:講談協会、真打昇進
平成18年:ニューヨーク公演,ハンガリー公演
平成19年:在宅介護ビデオ「ほっとけ心のアッパレ介護」制作
平成20年:改名して「鶴瑛」
平成28年:自主上映映画「田辺鶴瑛の『介護講談』」完成
平成29年:「田辺鶴瑛の『介護講談』」 国際映画祭で受賞