演題:『北条義時の生涯』

講師:櫻井 彦氏    宮内庁書陵部首席研究官

日時:9月17日(土)14:00~16:00

会場:サンパルネ・コンベンションホール(東村山駅西口 ワンズタワー 2階)

放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」で小栗旬が演じる主人公北条義時は鎌倉幕府の草創期を支えた人物です。1221年に後鳥羽上皇より義時追討の宣旨が全国に発布され朝敵となるも、義時は第二代執権として幕府軍を京都に攻め上らせ朝廷軍を制圧、後鳥羽を配流し、朝廷を監視する六波羅探題を置きました。

以降、明治維新まで600年以上に及ぶ朝廷に対する武家政権の優位を決定づけた画期となりました。しかし将軍源頼朝の妻で「尼将軍」と呼ばれた北条政子の弟とはいえ、当初「江間四郎」と呼ばれていた義時がなぜ執権という要職に就くことになったのか。また彼が中心となって運営した幕府はなぜ朝廷と直接対決することになったのか。本講座では種々の史料に基づいて義時の生立ちや動向を振り返り、時代の社会状況について熱くご解説頂きます。講師は今年7月から9月に全8回の同名の講座を早稲田大学エクステンションセンターで講演されます。本講座はその超縮小版です。

桜井彦講師櫻井彦講師は1964年東京都生まれ、早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。専門分野は日本中世史。著書:悪党と地域社会の研究(校倉書房)、信濃国の南北朝内乱(吉川弘文館)など。

今回も市民はハガキで招待します。(ポスター、市報、新聞紙ではお知らせしません。理由は7月からのコロナ感染急増を踏まえ対面での開催中止の可能性を考慮した為です。)

コロナの状況を踏まえ下記の条件を遵守願います。
①マスク着用。②食事不可、ペットボトル可。③受付にて担当者が体温計で全員の正常値を確認。④会場入口で消毒液にて手の消毒。⑤席は間隔を空けて設置。⑥換気のためにドアーは開放します。
但しコロナの状況によってはオンラインに変更する可能性も有ります。

申込は黒田宛てyuji-kuroda@msa.biglobe.ne.jpに又は電話080-9567-6994宛て9月13日(火)午後6時までに