市民雑学講座トランプ236x167

講師:生井(いくい) 英考(えいこう)氏 アメリカ文化学者・元立教大学教授

日時:2024年6月15日(土)14:00~16:00
会場:サンパルネ・コンベンションホール

今年11月5日に投開票が行われるアメリカ大統領選挙はバイデン大統領とトランプ氏の一騎打ちという様相です。トランプ氏は機密文書事件などスキャンダラスな話題の多い人ですが、先般の共和党予備選挙では圧倒的勝利を収めました。
2016年の大統領選挙の時も、当初は「トランプ氏がまさか大統領になるはずがない」という予想でしたが、共和党の予備選が進むにつれて形勢は逆転し、大統領の座を射止めました。我々日本人の想像を遥かに超えた結果でした。
このトランプイズムは突如として無から生まれたわけでなく、過去半世紀余にわたるアメリカの政治・社会の中から生まれた結果であるというのが生井講師の社会学の視点からの考察です。今後の大統領選の行方を占う上で大いに参考になる内容であると確信します。今回は早稲田大学エクステンションセンター公開講座(全4回)の内容を縮小版としてご講演いただきます。

生井英考講師の紹介
慶応大学文学部卒、ICP-バード芸術研究課程芸術研究科に学ぶ。共立女子国際大学国際学部教授を経て、立教大学社会学部メディア社会学科長や同大学アメリカ研究所所長を歴任した。2000年から『読売新聞』で「デザイン季評」の連載を20年にわたって行い、同新聞社の書評委員を務めている。翻訳活動において「バベル国際翻訳大賞」の文学部門賞を受賞した。現在立教大学アメリカ研究所勤務。
著書:『ジャングル・クルーズにうってつけの日 ヴェトナム戦争の分化とイメージ』、
    『負けた戦争の記憶 歴史のなかのヴェトナム戦争』、
    『興亡の世界史第19巻 空の帝国アメリカの20世紀』

参加希望者は黒田宛て「お問い合わせフォーム」から6月11日(火)18:00までにご連絡をお願いします。応募をお待ちしてします。                               (真泉 順一・黒田 祐司 記)
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