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講 師:田中圭子氏 東京芸術大学美術館助教
日 時:4 月19 日(土) 14:00~16:00
会 場:サンパルネ・コンベンションホール(東村山駅西口 ワンズタワー2F)


NHK 大河ドラマ「べらぼう」をお楽しみでしょう。講師は朝日カルチャーセンターで 2月に講座「江戸吉原の文化、蔦重のメディア戦略」を担当されました。今回はその講座の縮小版をご講演頂きます。

「吉原に行って破産する者は多くいるが、吉原から起業して江戸の大商人になった者は滅多にいない」と評された蔦屋重三郎。幕府公認の遊郭吉原に生まれ育った彼は、そこで培った人脈を活かした出版活動を通じて江戸市中に吉原の魅力を発信し、時代の風雲児となります。そんな彼が身を置いた吉原とはどんな場所だったのでしょうか。蔦屋重三郎がプロデュースした喜多川歌麿や山東京伝らの作品を鑑賞しながら、独自の格式や四季の行事、遊女たちのくらしや最先端のファッションなど、虚構に彩られた吉原の世界をのぞいてみましょう。
本講座に参加すれば当時の実情への理解が深まり大河ドラマがますます面白くなります。

田中圭子講師の紹介。
2003 年Stool of Oriental & African Studies, University of London 修士課程、2008
年立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程。専門は近代日本美術史。東京芸術大学
美術館学芸研究員、京都造形芸術大学講師、東京都教育庁学芸員を経て現職。『花街と芸
妓』(誠文堂新光社)、『うらめし絵』(誠文堂新光社)、『日本髪大全』(誠文堂新光社)等。

申込は、「お問い合わせフォーム」から黒田まで、4 月14 日(月)18:00 までにお願いします。応募をお待ちしております。

(黒田 祐司 記)

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