妙義神社
妙義山信仰の中心:妙義山は奇岩と怪石で名高く、国指定の名勝並に国定公園にも指定されています。
妙義神社は妙義山の主峰白雲山の東山麓にあり、妙義山信仰の中心となっている神社で、創建は宣化2(537)年とされ(古墳時代後期)、江戸時代には江戸の乾(戌亥)の方角に位置したことから、歴代の徳川将軍家からも家運永久子孫繁昌を願って深く信仰されました。
国の重要文化財:本殿拝殿をはじめとする境内の諸建造物は、江戸時代初期から中期にかけての建造物で、江戸時代建築の趣をもった壮麗なもので本殿・幣殿・拝殿・唐門・総門など国の重要文化財に指定されている。 老杉の巨木うっそうたる神域には、高さ十メートルの旧御殿下の石垣、この御殿からの関東平野を一望にした借景庭園は見事なものです。
また妙義神社にて所蔵している宝物は、国指定重要文化財の絵巻物を始めとして絵画、彫刻、筆跡、金工芸、石器、化石等の外、舶来の珍品逸品に至るまで多数あり、常時展示観覧に供されています。
ドラマのロケ地:近年は、たびたび大河ドラマのロケ地として使用されています。総門をくぐり、銅鳥居の先に165段の石段があるが、ここは、2005年の『義経』で、牛若丸が修行する鞍馬寺という設定でロケ地になりました。また、2009年の『天地人』においても、雲洞庵のシーン撮影は当社で行われました。
本社(本殿・弊殿・拝殿)国指定重要文化財
妙義山
[参考資料]
・Wikipedia「妙義神社」
・妙義神社公式サイト
(吉田 勝 記)