かみつけの里博物館
かみつけの里博物館は、榛名山東南麓で出土した5世紀後半(古墳時代)の人物・動物埴輪や当時を再現した模型が展示されている考古博物館です。
➀よみがえる5世紀
・5世紀の社会景観を復元した「榛名山東南麓古墳社会復元模型1/500縮尺」
②王の館(三ツ寺遺跡)を探る
・日本で初めて発見された豪族の館、館の1/100復元模型と出土した遺物で構成
③王の姿を探る
・全国にある5世紀の前方後円墳分布図と、5つのテーマからなる解説シートで構成
④王の墓を探る
・八幡塚古墳の築造時推定復元模型1/80を中心に、古墳づくりに携わった人々を通して、この時代の組織や技術体系を探る
⑤広がる小区画水田
・火山災害で5世紀の地表が良好に保存され、当時の大規模な農地の状況や田作りの詳細な情報が遺跡に残された。
⑥火山灰に埋もれたムラ
・火山灰にパックされた遺跡の発掘データをもとに、典型的なムラの姿を模型1/80で再現
⑦海の向こうからきた人たち
・下芝谷ツ古墳から発見された日本最古の飾履(金のクツ)の展示を中心に渡来系文化を紹介
⑧埴輪に秘められた物語
・保渡田7遺跡から出土した埴輪群像を中心に、埴輪の物語るストーリーを映像で解説
⑨埴輪の人・動物・もの
・種別ごとに埴輪を展示し、あわせて国内各地の事例を紹介
(写真左から)かみつけの里博物館館内全景、埴輪の展示
[参考資料]・高崎市HP「かみつけの里博物館」
(吉田 勝 記)