今回のウォーキングの会のテーマは「羽村取水堰近辺を歩く」です。
羽村駅東口近くの「まいまいず井戸」に立ち寄りました。崩れやすい砂礫層のため、すり鉢状に掘り下げて井戸を掘ったので「まいまいず」の名がついたとのこと。
多摩川へ下る坂の途中、禅林寺の墓地に「大菩薩峠」の作者、中里介山のお墓がありました。寺の檀家だったようです。
禅林寺本堂。臨済宗建長寺派の寺。
羽村堰下橋を渡って多摩川土手をしばらく歩くと羽村市郷土博物館があります。玉川上水の成り立ち、江戸市中への水道供給の仕組み等、興味深い展示が満載でした。が、この夏最初の真夏日に恵まれ(?)て、日影が全くない多摩川土手を、塩飴をなめながら歩いてたどり着いた冷房完備の博物館、去るのが惜しい・・・と、みなさんの顔が訴えていました。
橋を戻った所が取水堰で、藤棚の木陰で涼風に吹かれてやっと一息。
玉川兄弟の銅像。
ここから四谷大木戸までの約42kmの上水を7カ月で完成させたそうです。
玉川上水のスタート地点です。途中で分岐して暗渠を通って狭山湖に運ばれています。
藤棚の下で集合写真。
この後、土手沿いに1km程遡って阿蘇神社を見学する予定でしたが中止し、羽村駅近くのそば屋に向かいました。何故か皆さん、ほっとした顔でした。
参加者 : 阿部、倉田、黒田、高橋、富沢、山本、吉澤、吉澤夫人 計8名
(文:阿部 写真:山本)