今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、明治維新の原動力となった志士たちとその思想的バックボーンとなった吉田松陰とその家族の物語です。志半ばにして倒れた松陰ですが、その遺志は弟子たちに受け継がれ、幕末から明治へと移り変わる時代の指導者を生みました。「至誠にして動かざるは、いまだこれ有らざるなり」誠意を尽くせば、動かされないものは無いと言う孟子の言葉を拠り所に、松陰が説いた人間の在り方、生き方の指針が幕末の志士たちをいかに動かして行ったか!
今回、NHKカルチャーラジオ歴史再発見で3ヶ月に渡って放送されていた、松陰大学客員教授長谷川勤先生をお招きし、その内容の「肝」の部分を10月24日(土)サンパルネコンベンションホールに於いてご講演頂きました。
講演は次の5つの項目に沿って進められ、分かりやすかったと好評でした。内容詳細は高橋正夫さんが12月6日(日)発行の「東村山稲門会ニュース第225号」でレポートして頂けますのでお楽しみに!!!
- 吉田松陰と松下村塾
- 「松陰精神」の継承者達(師の背中から学んだ弟子たち)
- 『留魂録』の「志の継承」と松陰教育の完成
- 門下生の奮起と「高杉晋作」の奇兵隊
- 明治維新と「新国家形成」の主役たち
多くの市民の方々にご参加頂き、質問タイムも充実したやりとりが有り、共に贅沢な時間を過ごせました。
(大内 一男 記)