第2回鎌倉ウォーキングの会は、3月28日(月)会員とご家族他、今迄の最高の人数の30名が参加して
開催されました。 高橋さんのお嬢様祥子さんとドイツ人の学生2人も参加致しました。今回は江ノ電腰越駅を
起点に、南鎌倉の旧跡を巡りました。 今回も高橋正夫さんの実弟の高橋健治氏がガイドになって案内していただきました。腰越駅に着いた時、小雨が降っておりまし たが、出発して直ぐに止み、ウォーキング日和になりました。
最初に天平16年(744)聖武天王の勅令で行基が建立した寺と伝えられている満福寺を訪れました。
源義経は、平氏を滅ぼし平宗盛父子を捕らえて鎌倉に凱旋してきたが、兄の頼朝は義経が勝手に朝廷から官位をもらったり、 自分の意志に背き勝手な行動をしたとして、鎌倉入りをみとめなかった。義経は腰越まで来てこの満福寺に留まり、頼朝の 怒りを解くべく努めたが許されなかった。その時の書状を「腰越状」という。
続いて景色の美しい小動(こゆるぎ)神社を参拝した。作家太宰治が昭和5年に心中未遂事件を起こした場所として知られる。
境内は、江の島を含む海が見える風光明美な場所でした。
途中、江ノ電の通るレトロな街道が印象に残りました。
昼食は、先週解禁されたばかりの「しらすづくし」を食べました。新鮮な食材で、この地域でしか食べられない ものなので参加者に好評でした。
坂東三十三所観音霊場第四番札所に定められている長谷寺を訪れました。四季を通じて花木が彩りを添え、遠く相模湾を 見渡すことのできる眺望は鎌倉随一と賞されています。
最後に露座の大仏で知られる高徳院清浄泉寺を訪れました。55年ぶりに点検・補修を実施した鎌倉大仏が、3月10日に きれいになって姿を現しました。免震装置にも大きな劣化はなく、大きな問題は見つからなかったとのことです。大仏の前で、 参加者全員で集合写真を撮りました。
’ (山本岩男 記)