2016年5月31日(火)恩多ふれあいセンターに於いて音楽同好会が開催されました。司会・市川彰彦さん、ピアノ・高橋文子さん。まず東村山稲門会の歌を斉唱し、続いてお二人の選曲により唱歌、童謡、初夏に咲く花々に因んだ曲などを歌いました。 ピアノ奏者の「はいどうぞ」「間奏入れます」などの合図で声出しのきっかけが分かり易く大きな声が出ていたようです。軽快な “おもちゃのチャチャチャ” では手拍子も出ました。“あざみの歌” では江藤さんが <ああ~あ> と歌手伊藤久男の歌い方を真面目に真似てみんなを笑わせました。 ゲーテの詩による “野ばら”についてはウエルナー作曲ではゆったりしていてハーモニーをつけて合唱曲によく使われること、シューベルト作曲では表情に富み、ソロの歌曲として歌われることが多いなどの違いについて解説がありました。またこの曲の原詩を重原眞知子さんが大変美しくドイツ語で朗読され、ゲーテの女性遍歴や結婚観をユーモアたっぷりに話して下さいました。その話から<童は見たり~>の童(わらべ)はゲーテ自身のことかもしれない等とみんなで想像を逞しくしました。 今回は崎山裕子さんと、宮元祥吏さんご夫妻が加わり、談笑を交えた休憩を挟んで、たっぷり17曲を楽しく歌いました。 奇しくも東村山稲門会20周年記念の年に音楽同好会創設時からの功労者である高橋文子さんのご協力を得て、今後一層の発展と拡大が予兆される充実した一日となりました。
出席者:(50音順・敬称略) 市川彰彦夫妻、江藤、小亀夫妻、崎山、重原、高橋(文)、高橋(正)、滝川(桜)、滝川(正)、宮元夫妻、守屋、山本(岩)、吉澤(勇)、吉澤(雅) 17名
(文:吉澤雅子 写真:山本岩男)
今回の曲目 (演奏順) 1.東村山稲門会の歌 2.茶摘み 3.夏は来ぬ 4.みかんの花咲く丘 5.この道 6.野ばら(シューベルト) 7.野ばら(ウエルナー) 8.庭の千草 9.バラが咲いた 10.花は咲く 11.あざみの歌 12.山小屋の灯 13.見上げてごらん夜の星を 14.手のひらを太陽に 15.おもちゃのチャチャチャ 16.遥かな友に 17.今日の日はさようなら