17回目となる今年の旅行会は5月14日(火)~15日(水)、一泊二日の日程で行われた。
一日目は8時に東村山駅東口に集合し、初参加7名を含む総勢20名が貸切バスに乗り込みいざ諏訪地方へ向けて出発!前日の雨も上がり、信州へ近づくにつれ雲一つない青空に。車内では順番に自己紹介。飲み物やおつまみが配られ会話に花が咲いた。また、幹事の吉田勝さんより各見学地の詳細な情報を頂き、益々期待が高まった。

写真-諏訪大社前にて_794x600

 途中渋滞もなく時間通りに諏訪ICを通過し、最初の見学地である諏訪大社へ。二社四宮あるうちの上社本宮を参拝し、厳かな空気を感じた。おぎのやにて釜めしと信州そばの昼食後、一日目の目玉である尖石縄文考古館へ。ガイドの案内で国宝土偶二体や土器、外に復元された竪穴住居を見学。間近で見る国宝土偶は重量感があり、その曲線美には縄文人の技術の高さが伺えた。

尖石縄文考古館にて_727x514

 予定より早く15時半頃横谷温泉旅館に到着。夕食までの時間を思い思いに過ごした。旅館の温泉は含鉄泉で湯の色が茶褐色、川のせせらぎを聞きながらの入浴は趣があった。18時より宴会場にて夕食。食前酒のかりん酒で乾杯した後は信州ならではの蓼科牛の牛しゃぶ鍋やりんごの天ぷら、横谷名物自家製粉石臼挽き十割そば等に舌鼓を打った。歓談の後は自己紹介の続きと数名によるカラオケの披露があり、会場は大いに盛り上がった。最後に校歌一番を斉唱してお開きに。20時から21時までロビーにてマリンバコンサートがあり、優雅なひとときに心が癒された。

写真-宴会場にて_686x360

二日目は宿を9時に出発し、東山魁夷の絵のモチーフとなった『御射鹿池』へ。この日も快晴で、鏡のような水面に新緑の木々が映り込む景色は息を呑むような美しさ。時を忘れていつまでも眺めていたい、そんな風景だった。次に発酵パークへ。吟醸味噌を使った味噌汁の試食後、味噌蔵を見学。建物の奥には貧乏神神社なるものがあり、ご神木を叩いたり、蹴ったり、貧乏神に豆を投げつけるとうユニークな参拝方法。皆が力を込めて貧乏神を追い払う姿が笑いを誘った。昼食は里の駅いちのみやにて牛の陶板焼きや炊き込みご飯等(ワイン付)。その後マンズワイン勝沼ワイナリーを訪れ、地下セラー樽醸造庫を見学、スパークリングワインを試飲した。ショップでは好みのワインを見つけお土産に購入。帰路も順調で、予定より早く17時頃に無事東村山駅東口に到着した。
 この二日間で会員間の親睦を深めることができ、楽しい時間を過ごせたことはひとえに幹事の吉田(勝)、青山、加藤各氏のご尽力の賜物であり、深く感謝申し上げます。

参加者 20名(敬称略)
青山稔、阿部茂、一色泰久、伊藤栄、大内一男、岡田一郎、加藤正俊、工藤崇士、黒田祐司、定方美果子
佐久間卓、滝川桜子、髙橋正夫、田邉正史、戸田志郎、中沢義則、平井康雄、町田光髙、吉田勝、倉田喜久子(元会員夫人)

                                           (定方 美果子 記、佐久間 卓 写真)