グルーバルサロン英語の会イラスト

1.雑学英語 担当 宮元
 最後はなぜかうまくいくイタリア人(宮嶋勲氏著より)
 規則破りに寛容なイタリア。無慈悲なフランス。
フランスにもイタリアにも、ロータリーと呼ばれる信号のない円形の交差点がある。これは先に入っている車が優先で、これからロータリーに入る車はスペースが空くまで待つ必要がある。フランスの運転は、全員が必ず規則を守るはずだという確信に基づいて行われている。対照的に、イタリアは守らない輩は必ずいると思って運転している。だからそんな車に会っても軽くいなして危険回避ができるし、不思議なことにそれほど怒らない。

2.Listening and ReadingVOAより) 担当 山本
 US to Increase Tariffs on $18 Billion of Chinese Imports
ジョー・バイデン米大統領政権は、180億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税を引き上げる計画を発表した。新たな課税対象となる商品には、電気自動車(EV)、コンピューターチップ、電池、重要な鉱物、医療製品、鉄鋼、アルミニウムなどが含まれる。声明は、この措置は中国による「不公正な貿易慣行」と呼ばれるものを制限することを目的としていると説明した。米国当局者らは、技術移転、知的財産、イノベーションに関する中国の通商政策が「米国の企業と労働者を脅かしている」ことを特に懸念していると述べた。

3.雑学英語 担当 黒田
 アメリカのジョーク集:ジョークの違いから文化が見える!  32
 Memorial Day戦没者追悼記念日は5月の最終月曜日、祝日である。
最初は内戦であった南北戦争で戦死した兵士を顕彰するために始められた。
やがて第一次世界大戦以降あらゆる戦争、軍事行動で死去した米国軍兵士を含むように拡大された。一部の米国人はMemorial Dayを非公式な夏の始まり、Labor Day(9月第1週月曜日)を非公式な夏の終わりとみなしている。
電車は大変混んでいた。一人の海兵隊員が全車両廻り席を探していた。身なりのよいフランス人の婦人の隣だけが空いているようだった。しかし彼が近づいてみるとその席は婦人のプードル犬により占有されていた。戦闘に極度に疲弊していた海兵隊員は尋ねた。「奥様、着席してよろしいでしょうか?」。フランス人の婦人は鼻をすすり誰にでも言うでもなく言った。「アメリカ人は大変に無作法だ。私の大事な小さなフィーフィーがその席を使っているのです」。 海兵隊員が再び全車両を廻った。しかし空いているのはあの犬の席だけだった。「どうか奥様、座ってよろしいでしょうか?私は疲れているのです」。彼女は鼻息荒く言った。「あなた方アメリカ人は無作法だけではなく、傲慢です」。今回海兵隊員は何も言わず、小さな犬をつまみ上げ、窓の外に放り出し、着席した。婦人は金切り声を上げた。「どなたか、私を助けてください。このアメリカ人を彼の本来の居場所に連れて行って下さい」。近くに座っていたイギリス人の紳士が声を出した。「もしもし、あなた方アメリカ人は間違った行為をする事に強い選好があるようですね。あなた方はフォークを間違った方の手で持ちます。あなた方は自動車を間違った方の道路側で走らせます。そして今ですよ、あなたは間違えた方の雌犬を窓から放り出したようですね」。(正しくもう一匹の雌犬であるフランス人の婦人を窓から放り出すべきだった)。

注:イギリス人は右手にナイフ、左手にフォークを持ち食事、アメリカ人は食べ物を切る際は右手にナイフ、左手にフォークを持つが、切る必要のない際はナイフを持たず、右手にフォークを持ち食事をする。イギリスでは日本と同じく車は左側通行、運転席は右側。アメリカでは車は右側通行、運転席は左側。         参加者3名(敬称略):宮元・黒田・山本

*7月以降の開催日:7月19日(金)15:40~18:00  萩山公民館
              8月16日(金)14:00~16:30  市民センター           (山本 岩男 記)