世話人:黒田 祐司
副島 健
中沢 義則
夏は暑いのが当たり前ですが、今年はことに暑い日が続き食欲まで落ちてしまいそうです。こんな時に涼やかでおいしいのが夏菜や胡瓜を使ったサラダですね。星野立子さんの「美しき緑走れり夏料理」という句が頭に浮かびます。さて、6月の第134回稲酔句会は小久保野火児さんに初参加いただき7名で開催致しました。下の写真はその時に撮ったものです。(今後HPに掲載予定です。)今回の最高得点句は次のねここさんのファンタジーあふれる作品となりました。
もらうなら虹色の猫アマリリス ねここ
一平さんの評: 「もらうなら虹色の猫」の措辞は猫好きならずともファンタスティックで心地良く、最高得点句に相応しい。残念なのは、「猫の虹色」に「アマリリスの鮮明な緋色」という「色つながり」の季語をもってきたことで互いの効果を消し合っているようにも見える点だ。色を感じさせない何かを季語にもってくればさらに良い句になったと思う。
次回の第135回稲酔句会は8月22日(木)13:00(社会福祉センター)を予定しています。
俳句に興味、ご関心のある方は副島(そえじま)までご連絡ください。
(副島 鶴来 記)