俳句同好会イラスト付き

 

 

 

 

 

 

 

 

世話人:黒田 祐司
  副島   健 
中沢 義則

まだまだ寒い中ですが早いもので 3 日には立春を迎えました。これからは三寒四温を繰り返しながら春へと向かっていきます。さて俳句同好会では昨年の 12 月に久々に吟行を行いました。吟行地は新座にある禅宗の古刹金鳳山平林寺。知恵伊豆と呼ばれた徳川幕府の名宰相松平伊豆の守一族の墓所もあります。当日は冬晴れの天候に恵まれ、冬紅葉がまことに見事で、句会で皆さんから良い句がたくさん披露されました。
今回ご紹介するのはその中の 12 月の稲酔句会で最高得点となった森川ねここさんの一句です。
一平さんの特選にも選ばれました。

風の音落葉が土へかへる音 ねここ

 

一平評「平林寺には四季を通じて何度か吟行にいきましたが、今回の冬紅葉の吟行が最も収穫の多い吟行でした。
掲句は季節の深み行く様子を上手い具合に十七文字に詠みこんでいます。リフレインの「音」が具象を超えたいい味を出しています。」

次回の第 138 回稲酔句会は 2 月 27 日(木)を予定しています。(場所は東村山社会福祉センター)

俳句に興味、ご関心のある方は副島(そえじま)までご連絡ください。

(副島 鶴来 記)

2025年掲載-俳句同好会写真292x396

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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