１月 20 日、前大統領ドナルド・トランプ氏が、第 47 代大統領に就任し、これから世界はどうなっていくのかわかりません。また、日本は「昭和 100 年」、あるいは「戦後 80 年」と時代の節目とも言われています。
そうしたなか、1 月 13 日秩父宮ラグビー場で全国大学選手権決勝が行われました。残念ながら、早稲田は帝京大に 33－15 で敗れ、5 大会ぶり歴代最多 17 度目の頂点に届きませんでした。しかし、野球･駅伝そしてラグビー等々、今の早稲田スポーツは健闘しています。今年は大いに期待できます。
「令和 7 年 新年を祝う会」は「早稲田スポーツ」のレポーターである守屋幸一郎さんのスピーチと乾杯発声で開宴されました。
昨年は 13 名の新会員を迎えましたが、3 名の方（小林昇さん・廣田佳郎さん・安井慶治郎さん）から新春の抱負が述べられました。
さらに今年の「新年を祝う会」の花として早稲田大学交響楽団（弦楽四重奏）をお招きし、豊かな気持ちと元気をいただきました。演奏演目は次の通りです。
1 部
①モーツアルト：アイネクライネナハトムジークより第 1 楽章
②モーツアルト：弦楽四重奏第 17 番「狩」より第 1 楽章
③ボロディン：弦楽四重奏 2 番より 1 楽章
2 部
➀見上げてごらん夜の星を、
②星に願いを、
③ホールニューワールド、
④リベルタンゴ、
⑤早稲田の栄光、⑥早稲田大学校歌
恒例となっていた小久保清さんの新春講話「今年を占う」は、前日に自宅近くでの転倒負傷で入院され、講話を直に拝聴できなくなりました。そのかわり岡田一郎副会長が新春講話の原稿を代読されました。
新春講話「今年を占う」
➀ウクライナ・ロシア間の戦争は本年中に終結するか？
占断＝本年度中に他国の仲介によって終結する。
②株価（日経平均）は、今年も依然として高水準を推移するか？
占断＝株価は今年も高水準を推移する。
③7 月の参議院選挙に自民党・連立野党は過半数を獲得できるか？
占断：過半数を獲得するには遠く及ばない。石破内閣存続の危機。
④南海トラフ・首都圏直下地震の発生の可能性があるか？
占断：最悪の事態が想定されるのでそれなりの準備は怠ってはならない。
⑤藤井聡汰 7 冠は 8 冠奪回なるか？
占断：8 冠奪回はできない。7 冠を保持することも難しいかも。
⑥大関琴桜は年内に横綱昇進が実現するか？
占断：順調に星を重ね横綱に昇進する。
新春記念集合写真の撮影前に、音楽同好会のリード伴奏で「年の初め」と「故郷」を楽しく歌いました。
最後に、新しく事務局長になられた小森敏孝さんの指揮で「東村山稲門会の歌」と「早稲田大学校歌」をみんなで斉唱して閉会しました。
なお、今年も「園芸の会」、「書道同好会」、「俳句同好会」から活動事例が展示されました。
俳句同好会からは短冊に書かれた 8 人の会員のそれぞれ 2句の俳句が展示されました。
・年玉に添へ新刊の文庫本 ・ゆるぎなき衛士の敬礼初あした 一平
・電車発車鍵は締めたか初詣 ・西に富士多摩湖の堰の初日の出 柿黒
・廃線の噂絶えぬ地雷五尺 ・雪掻いて移動スーパー来るを待つ 泰山
・星を見る世界の平和冬至かな ・沈丁花青春遠くなりにけり 梟
・ツィゴイネルワイゼン寒波来たりけり ・腹筋で吊革つかむ初仕事 ねここ
・鍋雑炊飯粒踊りまた一献 ・年新た胸の松明消さずあり 豆乳
・初風呂やタイルの富士に浪花節 ・初売りや摩利支天下二木の菓子 鶴来
・野火止のかすかな流れ落ち葉道 ・冬紅葉墓参の人とすれ違い 野火児
参加者(敬称略) 54 名
青山 稔、阿部 茂、石井 久長、市川 彰彦、市川 暢男、一色 泰久、伊藤 栄、井原 徹、伊吹 史郎、大内 一男、大森 平八郎、岡田 一郎、尾島 敏雄、小野 浩一、加藤 正俊、上町 弓子、工藤 崇士、紅松 容子、黒田 祐司、小林 昇、小林 裕子、小森 敏孝、崎山 裕子、佐久間 卓、鈴川 順子、髙橋 文子、髙橋 正夫、滝川 桜子、滝来 洋二、田口 政澄、田島 隆夫、田代 光一、田邉 正史、當間 昭治、戸田 志郎、富澤 文雄、中沢 義則、中島 章隆、中村 亨、羽倉 明彦、馬場 可修、平井 康雄、廣田 佳郎、藤井 省、堀田 秀夫、堀江 泰夫、真泉 順一、町田 光髙、三宅 良太、宮元 祥史、守屋 幸一郎、安井 慶治郎、安田 忠治、山森 貴司
（戸田 志郎 記、佐久間 卓 写真）
