お花見会は3月30日(日)に29名参加で大盛況開催

 眩しいほどの陽射しの中、恒例のお花見会が3月30日(日)に狭山公園にて開催されました。当初予定されていた前日が雨のため中止となり、予備日での開催となったため参加者数が危惧されましたが、29名の会員が参加されました。ご夫人同伴での出席は町田会長と昨年入会された高林さんでした。桜は8分咲きほどだったでしょうか。
 山森(実行委員長)さんの軽快で簡潔な挨拶と乾杯の音頭でスタート。町田会長のご尽力で近郊の著名店から調達された美味しい食材が詰まったお弁当の中身のお話しに続き、会員の方々の近況報告。特筆に値するお話しばかりでこの紙面では幾つかしかご紹介出来ませんが、発足時の29年前に入会された三宅さんが今年のお花見会に際し引用された漢詩「歳歳年々人同じからず」(毎年同じ場所に花は美しく咲くがそれを堪能する人々の顔ぶれは変わってしまう)の深い意味に感銘を受けました。そしてそれを補足するように青山さんが仰った「しかし、『別れ』よりも『出会い』を大切にしていきたい」というお言葉の中に初めてお花見会に参加された新入会員の皆様への温かいお気遣いが感じられました。
 大内元会長からは早稲田と同志社(新島襄)の深い関係についての貴重なお話。大内さんはお花見会のつい1週間程前の3月22日(土)に同志社大で開催された「同志社と早稲田をつなぐ人々とその精神」という講演に東村山稲門会よりご出席され、翌日近江八幡市で行われた「早同定期野球戦」も観戦されました。大隈侯が東京専門学校を創立した当時、新島氏に大変お世話になったこと、安部球場という名称が残る安部磯雄や早稲田文学の基礎を築いた哲学者の大西祝両氏が同志社英学校出身であったこと等々・・。小生をはじめご存知なかった方もいらしたかも知れません。
昨年入会された中村幸宏さんは海外駐在経験が豊富で、北京時代の北京稲門会の会員数(300人!)のお話には驚きました。同じく昨年入会の中村亨さんは8年間サラリーマンをされた後に社会保険労務士として独立。勇気と根性がないと出来ないことだと思います。
 そして、近くでお花見をされていた一般の方々の注目も浴びた小森事務局長の「人生劇場」、4番、セリフ付き、は極め付きでした(我々も一緒に歌いました)。岡田副会長によると東村山稲門会の集いで「人生劇場」を歌われたのは初代会長の大西様、4代目会長小亀様に続き小森事務局長が3人目とのことでした。稲門会は日本国内は勿論海外にも多くありますが、やはり応援部出身の会員がいらっしゃると盛り上がりのレベルが違います。
最後になりますが場所取り、事前の参加者数の把握や連絡、お弁当/飲み物/おつまみ/ゴミ袋の手配等々を担当された会長はじめ担当幹事の皆様、本当にありがとうございました。美味しいお酒を差し入れてくださった大内さん、工藤さん、中村亨さんにも深謝です。

参加者名29名(敬称略)
青山稔、阿部淳也、一色泰久、伊藤栄、大内一男、岡田一郎、小野浩一、工藤崇士、黒田祐司、小森敏孝、崎山裕子、佐久間卓、高林夫妻、田邉正史、當麻光子、富澤文雄、中島章隆、中村亨、中村幸宏、平井康雄、廣田佳郎、藤井省、町田夫妻、三宅良太、安井慶治郎、山森貴司、吉田勝

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(安井 慶治郎 記、中村 幸宏 写真)

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