世話人:富澤 文雄
小森 敏孝
田邉 正史
表は、早稲田、明治、慶応に関する秋季リーグ戦の最終結果を示す。勝点、勝率を見て頂きたい。
早稲田は明治と勝点、勝率が同じになり、優勝決定戦となった。特に勝率に注目すると、早慶戦で1勝すれば斜体で示す勝率になり単独優勝であった。このことが、我々(選手も当然?)は、慶応は東大以外から勝点を挙げていないことから、当然少なくとも1勝はすると思っていた。 その証拠に2勝して表彰式を見るか、早く行け ば会費が安くなる祝勝会に行くかを話し合って いた。結論は前者であった。
現実はたかが1勝、されど1勝であった。第1戦は盤石のエース伊藤樹投手が打たれ、打線が慶応エース渡辺和投手を打てず1:9の完敗であった。我々が応援した(写真参照)第2戦は、多くのチャンスがあったが、不運があり、決定打がでず、また作戦ミスもあった。
不運は、1回の2点目の走者が3塁コーチと接触し、本塁で憤死した。この2点目が結果論から言えば勝敗を分けたといえる。作戦ミスとはいえないが、9回裏、相手のエラーで拾った1塁走者を再三再四の送りバンド失敗した後、強打に出てゲッツーを食らったことである。
11月12日(火)に行われた決定戦は、伊藤樹投手の3安打9三振の好投で、早稲田の4:0の完封勝利となり、2シーズン連続の48回目の優勝を果たした。なお決定戦は、東京六大としては14年ぶり、早明戦としては76年ぶりだ。あとは、青学大に敗れ準優勝になった春大学選手権で優勝を勝ち取ることだ。
*参加者:伊藤、大内、坂本、滝来(京)、滝来(洋)、田邉、富澤、平井
(富澤 文雄 記、田邉 正史 写真)