東村山稲門会の第29回総会は令和6年11月24日(日)、サンパルネ・コンベンションホールで来賓20名、会員73名が参加して開催された。

来賓は第2部で講演をいただく渡部尚東村山市長、早稲田大学から前年に続いて野地整東京三多摩地域担当部長・キャリアセンター長、東村山三田会の田中康之幹事長に加え、近隣稲門会から尾ノ井光昭東京多摩支部長のほか清瀬、小金井、国分寺、小平、西東京、東久留米、東大和、武蔵野の計8稲門会の会長ら2人ずつの役員が参加した。

第1部の通常総会では、病気のため欠席した山本岩男会長に代わり、黒田祐司副会長が議長を務め、冒頭に昨年亡くなった会員の冥福を祈り黙祷をささげた。続いて議事に入り、第1号議案の2023年度活動報告の中で、小野浩一副会長は9月から10月にかけての新入会員増強活動で7人が加入するなど今年度は11人の新会員が加わり、会員総数が158人になったと報告した。
第2~第4号議案の2023年度会計報告・監査報告、2024年度活動計画案、予算案を原案通り承認。
第5号議案の役員改選では、山本会長が退任し相談役に就任。後任に町田光髙副会長兼事務局長が選任された。副会長兼事務局長には小森敏孝副会長が就任、藤井省副会長は新たに事務局書記を兼務する。任期満了に伴い青山稔幹事、小田弘史幹事、當間昭治顧問が退任し、新役員として副会長に田邉正史幹事、新しい幹事に伊藤栄、工藤崇士、小林裕子、中島章隆の各氏が就任した。

町田新会長は「会員が入会してよかった、と満足してもらえる会を目指したい。2026年11月の30周年に向け、記念事業の策定作業を進める。とかく一人でやりすぎるきらいがあるが、周りと協力する形でやっていきたい」と抱負を語った。

来賓を代表して野地センター長が祝辞を述べ、「2035年の創立150年より先の2050年に世界に貢献する大学になるため改革を進める」と大学の近況を報告した。

第2部の講演会では渡部市長が「市制60周年、今後の市政について」をテーマに講演した。2007年に初当選して以来5期目を迎えている渡部氏は「大企業の誘致に失敗して市の財政基盤はぜい弱だ」と苦しい台所事情を説明した上で、「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されたダブル受賞をきっかけに「持続可能な都市を目指す」と締めくくった。
質疑応答では会員から「バーベキューのできる公園を整備してはどうか」「西武新宿線の高架化の下に特産品の店を」など提案型の声が出て渡部市長も前向きに検討したいと応じていた。

第3部は懇親パーティー。来賓祝辞で尾ノ井東京多摩支部長が前日の明治神宮野球大会の準決勝で惜敗した野球部の応援で声を枯らしたといいながら「伸び行く東村山」にエールを送った。
三田会の田中幹事長は「稲門会の熱気に圧倒された」と祝辞を述べた。

早稲田大学のニューオルリンズジャズクラブの軽快な演奏のなか、和やかな宴がスタート。
新役員や新入会員の自己紹介に続き、今回で役員を退任した方に花束が贈られた。
最後に小森敏孝副会長兼事務局長の衰え知らずの指揮の元、東村山稲門会の歌、早稲田大学校歌の合唱で総会を締めくくった。

〇出席者92名:会員72名、早稲田大学1名、東村山市長、東村山三田会1名、近隣稲門会17名、 早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブ10名

〇会員出席者(敬称略)
青木 淳、青山 稔、阿部 茂、阿部淳也、石井久長、一色泰久、伊藤 栄、井原 徹、伊吹史郎、 遠藤 誠、大内一男、大森平八郎、岡田一郎、小川直稔、尾島敏雄、小野浩一、風間和夫、上町弓子、 鴨田 仁、木塚 創、工藤崇士、紅松 喬、紅松容子、黒田祐司、小池 陽、小林俊治、小林裕子、 小森敏孝、崎山裕子、澤村信義 、清水 聡、杉本 優、鈴川順子、高木 学、髙橋正夫、高林 龍、 高柳 剛、滝川桜子、滝来京子、滝来洋二、田口政澄、武井勇治、田代光一、太刀岡貴司、田邉正史、 千葉直人、津田正之、當間昭治、戸田志郎、中島章隆、中村 亨、中村幸宏、南湖修一、 野村茂樹、馬場可修、樋地正秀、平井康雄、福田 晃、藤井 省、堀田秀夫、堀江泰夫、真泉順一、 町田光髙、三宅良太、宮元祥吏、守屋幸一郎、安井慶治郎、安田忠治、山上 豊、山森貴司、 吉田 勝、吉村 正

(中島 章隆 記、滝来 洋二 写真)

第29回総会集合写真1280x871第29回総会-市長講演1280x871第29回総会-ニューオリ演奏1280x853第29回総会-懇親会1280x853

 

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