前回に引き続き、東大和市郷土博物館の後藤前館長のご案内で東大和市北西部の文化財を巡り歩きました。今回も26ページに及ぶ資料をいただき、懇切丁寧なご説明に感謝感謝です。後藤前館長と東村山稲門会12名、東大和稲門会4名の、総勢17名で初夏を思わせる爽やかな空の下、モノレールの終点、上北台駅から散策開始しました。 

通称四ッ街道と呼ばれる辻に建つ馬頭観音で、文化元年(1804年)に建てられたとのこと。資料を見ながら後藤前館長の説明に聞き入る会員。 

蓮花寺。もともとは貯水池の中にありましたが、貯水池建設によって大正12年に村人と共に移ってきたそうです。 

はやし堂。狭山三十三観世音霊場第19番札所です。明治から大正期にかけて、地域の青年たちの夜学の場でもありました。

豊鹿島神社。宮司から説明を聞いているところ。
茨城県の鹿島神宮に通じ、武芸の神様として信仰を集めてきたそうです。
本殿の扉前には木製の狛犬が安置されています。木製の狛犬は、都内では大國魂神社だけで貴重なもので、東大和市指定文化財になっているとのこと。 

東大和市立狭山緑地を縦断。トレッキング気分です。

熊野神社。 天文2年(1533年)創建。民家の少し上、丘陵斜面の中にあります。 

郷土博物館の入り口で集合写真をパチリ。
後ろのドームはプラネタリウムで、この後全員で鑑賞しました。開演間もなく、寝息が聞こえてきたような気がしたのですが、おそらく空耳だったのでしょう。

郷土博物館の裏の丘の上で昼食をとりました。コンビニ弁当が多い中、愛妻弁当の会員も。丘陵の上で、眺望抜群。 

八幡神社。天正3年(1575年)創建、旧奈良橋村の村社で、立派な神社です。

八幡神社の拝殿。広い境内です。

雲性寺。真言宗豊山派の寺院です。本堂脇に「ハンカチの木」があり、ちょうど咲いているところでした。苞が白くて大きく、ハンカチをぶら下げているようで面白い。

前回、今回と東大和市立郷土博物館には資料の作成、同行してのご説明と、大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。 

参加者:阿部、大内、黒田、高橋、同夫人、滝来(洋)、當間、豊田、町田、守屋、山本、吉澤(勇)、東大和稲門会4名、後藤前館長  計17名

(文:阿部 茂、写真:山本 岩男)