コロナ禍のため4年ぶり通算16回目の今年の旅行会は新緑まぶしい会津路を貸切サロンバスにて5月10日(水)、11日(木)の1泊2日で、2日間とも爽やかな五月晴れに恵まれ楽しく充実した旅となった。 初日、7:30に東村山駅東口を出発し所沢 IC(関越道・圏央道・東北道)〜磐梯河東 ICを経由し、多くの優秀な人材を輩出した会津藩校日新館で昼食と見学を行う。道中では早々にビールなどが振舞われ、和やかな雰囲気のもとこれからはじまる旅への期待と高揚感もあり大いに盛り上がった。 その後、猪苗代湖にある日本三大疎水の一つ、安積疎水(あさかそすい)の農業土木遺産の十六橋水門(じゅうろくきょうすいもん)、上戸頭首工(じょうことうしゅこう)の見学をした。ここでは施設の広報担当の方から現地で詳しくその歴史的背景や水利の現状などを聴くことができた。 それから猪苗代磐梯高原IC(磐越道)〜会津若松ICを経由して会津の奥座敷・芦ノ牧温泉で和風大浴場や渓谷の絶景を望める露天風呂が自慢の芦ノ牧グランドホテルに向かう。 ゆったりと湯につかり旅の疲れを癒したあとは、宴会の席でアワビの踊り焼き、マグロ刺身、馬刺し、しゃぶしゃぶ、海老天蕎麦、炊き込みご飯、山菜など山海の珍味に舌鼓をうちながらアルコールもすすみ、数名の方々がカラオケで自慢の喉を披露するなど会員相互の懇親を深める絶好の機会となった。 2日目はホテルを9:00に出発。バスの中で恒例になった岡田さんから差入れの宮崎の焼酎を頂きながら向かった国内唯一で赤瓦の美しい天守閣を再現した改装されたばかりの鶴ヶ城内の展示で会津の歴史を学んだ。 次に水と米が自慢の会津の酒蔵、末廣酒造でお酒ができるまでの解説を聴きながら見学し、お目当ての各酒試飲をおこなう。そこから400年以上続く景観を誇る茅葺民家が軒を連ねる江戸時代の宿場町である国選定の保存地区大内宿に向かった。 昼食は現地味処みなとやでネギ1本をヤクミ兼箸がわりに蕎麦を食べる名物ネギそばを食し大満足。また高台からみえる街並みに感激した。その後帰路につき、白河 IC(東北道・圏央道・関越道)〜所沢 IC経由で予定より少し早めの19:20に東村山駅東口に到着し皆別れを惜しみながらの解散となった。 最後に今回幹事を務めていただいた吉田(勝)、青山、加藤各氏には大変お世話になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。 参加者 18名(敬称略) 青山稔、阿部茂、井垣和太、出田邦博、岡田一郎、加藤正俊、黒田祐司、斎藤恵美子(会員夫人の友人)、 髙橋正夫、滝川桜子、中沢義則、野村茂樹、平井康雄、堀田弘子(会員夫人)、堀江泰夫、町田光髙、 山本岩男、吉田勝 (平井 康雄 記、山本 岩男 写真)